2024年3月1日~31日のトラリピ運用実績です。
今月の実質損益は-373,805円でした。

未実現スワップ考慮前
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未実現スワップ考慮後
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  • 月末の預託証拠金ベースで集計しています。未実現スワップ考慮前の金額は、トレード画面(口座状況)の金額と一致しています。
  • 合計損益は税引き後、実現損益(実質損益)は税引き前の金額です。
  • 累計の実質損益=累計の実現損益+未実現スワップ
  • 今月の実質スワップ損益=未実現スワップ-先月末の未実現スワップ+今月のスワップ損益
  • 今月の実質損益=今月の売買損益+今月の実質スワップ損益
今月は過去最大の実質損を更新しました。
2024年2月の356,486円が過去最大になると思ったのですが、ほんの少し上回ってしまいました。
過去最大の実質損は今後も更新される可能性がありますが、そろそろ底が見えてきた気がします。

仕様なのか、トラブルなのかは分からないのですが、現在、3月28日の実現損益が預託証拠金にも受渡前損益にも含まれる状態になっています。
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実現損益は受渡前損益から預託証拠金に2営業日(USD/CADを除く)で移動するので、実際の預託証拠金はトレード画面に表示されている38,164,377円ではなく、38,159,559円なのではないかと思います(受渡前損益の4,932円は正しい)。
ただ、3月28日の実現損益を3月分として計上するのか4月分として計上するのかだけの違いなので、集計をする上での問題は起こりませんでした(トレード画面に表示されている預託証拠金ベースで月次の集計をしているので、3月28日の実現損益は3月分として計上しました)。

マネースクエア ポイント(3,000ポイント)を交換してFX口座に入金したので、預託証拠金が3,000円増えました(影響は軽微なので実現益として扱っています)。
これまでマネースクエア ポイントは毎年年末に交換してFX口座に入金してきましたが、これからは期限切れの直前、あるいは1,000ポイント=1,000円のキャンペーンが行われたときに交換しようと思っています。

合計損は月の半ばに200万円ほど増え、その後は低い位置で安定という展開になりました。
ここが底だとありがたいのですが、どうなんでしょうねぇ。
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今月は3月21日に証拠金維持率が過去最低の437%まで低下しました。
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厳しい相場が続いているので、過去最低の証拠金維持率は今後更新される可能性が高いのではないかと思っています。

実質損益の推移(月次)
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売買益は上昇に転じているものの、実質スワップ損は過去最大を記録し、実質損も過去最大を記録しました。
実質スワップ損はもう少し増えてしまう余地があるので、相場が動き出して売買益が増え、実質損益が上昇に転じることを期待しています。
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実質損益の推移(累計)
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相変わらず累計実質損益は緩やかに下降し続けています。
評価損と合計損は恐ろしい角度で下降しています。
地獄です。

累計実質益の頂点は2023年5月末の5,323,593円、現在と同じ水準の累計実現益だったのは2022年1月末の3,110,745円なので、17か月(1年5か月)かかって積み上げた実質益を、たった10か月で取り崩している計算になります。
地獄です。
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※2023年11月~2024年2月は累計実質損益にマネースクエア ポイントを交換してFX口座に入金した金額が含まれていなかったので修正しました。

累計実質損益の推移(クロス円)
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相変わらず落ち続けています。
いったいいつになったら円高に転じるんでしょうねぇ。

累計実質損益の推移(クロス円以外)
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AUD/NZDに代わり、今月はNZD/USDがスワップ負けしました。
他の通貨ペアはスワップ負けこそしていないものの、ほとんど実質益が得られない状態が続いています。

通貨ペアごとの累計実質損益の推移を眺めると、「相場観を持たずにトラリピで資産運用することはできるのか」という命題に対する答えは「否」なのではないかという気がしてきました。
またトラリピに向く相場になるタイミングはあると思うのですが、その後、また長期にわたってトラリピに向かない相場になるタイミングがあることはほぼ確実だからです。

いま、市場関係者の間ではアメリカの利下げは6月なのではないかという観測がされていますが、3月29日にパウエル議長が「利下げを急ぐ必要はない」と語ったこともあり、怪しい雰囲気になってきました。
実質損の底は見えてきたものの、しばらくは1か月に40万円程度の実質損が生じることを覚悟しなければならないのかも知れません。
税金を考慮した累計実質益は現在200万円程度なので、あと5か月、2024年8月ころには使い果たす恐れがあります。
これまでは、これまでに得た実現益という鎧の部分を毎月削って差し出す運用となっていましたが、鎧の部分を差し出し終えると、いよいよ肉の部分を削って差し出す運用となります。
かなりツライ状況です。

しばらくは合計損を0円にすることではなく、より多くの有効証拠金を残すことをターゲットにしたいと思っています。
200万円の損失が生じるのか、500万円の損失が生じるのか分かりませんが、いまは敗戦処理モードに入っています。
かなり大きな損失が生じてしまいそうですが、4年以上楽しませてもらったのだから良しとしましょう。

【トラリピ】残念ながら合計損益を0円に戻すのは難しいのかも知れません
https://utasen.com/archives/240324.html

2024年3月末の口座状況
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2024年3月末の注文状況
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NZD/USDのトラップ幅を0.0005米ドル→0.001米ドルに変更したため、0.XXX5米ドル(0.6455~0.6995米ドル(55本))のポジションは決済後に順次注文を取り消します。
相場の動きによっては、決済を待たずに損切りする可能性もあります。

トラリピさん、来月もよろしくお願いします。