2021年5月14日にMXN/JPYの運用を終了したので、290万円の運用資金が解放されました。
解放された運用資金を使ってどんな注文の追加が可能か試算してみたところ、AUD/NZDとNZD/USDのトラップ幅を半分にできることが分かりました。
リーマンショック時の最大必要資金


コロナショック時の最大必要資金


5月17日から
- 預託証拠金:2240万円
- 運用資金(9通貨ペア):1650万円
- 運用に充てていない資金:590万円
で運用することになります。

試算の結果、2009年1月21日の16,422,669円が過去の最大必要資金だと考え、運用資金は1650万円に設定しました。
運用に充てていない資金は590万円ですので、リーマンショック級の大暴落が起きても過去の最大必要資金に対して35%程度の余裕がある計算、コロナショック級の暴落が起こったときには1420万円の最大必要資金に対して55%程度の余裕がある計算になります。
この設定で運用すると、リーマンショック時には必要資金が1200万円を超える波状攻撃が2008年10月24日から2009年3月18日まで続いたことが分かりました(青でマーキングした部分)。
5か月にわたってこの攻撃を受けるのはシンドイですね。
ただ、この攻撃を受けている間、同時にかなりの実現損益が積み上がるので、想像するよりは辛くない気もします。
運用に充てていない資金を充分に用意していれば、という条件はつきますが。
コロナショック時は、必要資金が1200万円を超える日は3日間。
この3日間さえ耐えることができれば、あとは心穏やかに過ごせそうです。
最終的には、運用に充てていない資金が50%程度ある状態で運用したいと思っているのですが、以下の理由でいまは少し攻めた設定にしています。
- 価格が設定レンジの中央に近い通貨ペアが多く、含み損が少ない。
- 解雇されるリスクはあるものの、いまは給与という安定収入があり、毎月貯蓄もできている。
- 投資に回してはいけない資金ではあるものの、預託証拠金以外に現金が600万円あり、万が一のときには一時的に投入できる。
理論上、全通貨ペアが同時にレンジ端に達することはないものの、レンジ端の必要資金の合計が3000万円を超えているのは、ちょっとゾッとします。

2009年1月21日(リーマンショック時)の価格を確認すると、設定レンジの中央からあまり離れていない通貨ペアがいくつかあり、その通貨ペアの状況によっては、リーマンショック級の大暴落が起こらなくてもかなりの資金が必要になる場面もありそうです。
290万円といえば、預託証拠金の1/10以上。
MXN/JPYの運用を安全に楽しむために、結構多くの運用資金を割り当てる必要があったんだな、と改めて思いました。
当初、NZD/USDのトラップ幅を半分にできるといいな、と思って試算を始めたのですが、結果的にはAUD/NZDのトラップ幅まで半分にすることができました。
嬉しい誤算です。
290万円といえば、預託証拠金の1/10以上。
MXN/JPYの運用を安全に楽しむために、結構多くの運用資金を割り当てる必要があったんだな、と改めて思いました。
当初、NZD/USDのトラップ幅を半分にできるといいな、と思って試算を始めたのですが、結果的にはAUD/NZDのトラップ幅まで半分にすることができました。
嬉しい誤算です。
なにはともあれ。
トラリピさん、引き続きよろしくお願いしま~す。