2021年5月8日にリリース予定のユーロ/英ポンド(EUR/GBP)は、ぜひとも注文したい通貨ペアです。
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  • 主要国同士の通貨ペアであり、今後もレンジ相場となることが期待できる。
  • 円も米ドルも含まれていない。
  • リピートしやすい。
  • 収益力が高い。
  • リスクオン/オフの変化への反応が比較的鈍い。
EUR/GBPの注文を追加できるかどうか検討する前に、まずは現在の運用資金と注文を再検討することにしました(運用資金と注文を再検討するにあたり、考えかたを少し改めています)。
  • 単一の通貨ペアを運用する場合、レンジ端に達したときの必要資金を運用資金とするのが妥当(設定レンジのどこに価格があってもいいという考えかたで運用するため)。
  • 複数の通貨ペアを同時に運用する場合、全通貨ペアが同時にレンジ端に達することはあり得ないので、リーマンショック時の必要資金を運用資金とするのが妥当(過去の最大必要資金だと考えられるため)。
  • USD/JPYやEUR/JPYはリーマンショック時にはそれほど多くの含み損を抱えなかったが、今後多くの含み損を抱えた状態で大きなショック相場に突入する可能性がある。
  • コロナショック時にAUD/JPYとAUD/USDのレンジが広がったように、今後もレンジが広がる通貨ペアがあらわれる可能性がある。
  • リーマンショック時の必要資金を最大必要資金だと考えることにしたが、最大必要資金はいずれ更新される可能性がある。
  • したがって、運用資金に加え、運用に充てない資金を用意しておく必要がある。
とはいうものの、リーマンショック時の必要資金を運用資金とすればロスカットされることはないのではないかと、実は思っていたりします。
  • 年々ボラティリティが小さくなっている。
  • 主要国の経済が一体化してきている。
  • 主要国同士の通貨ペアのバランスが、今後大きく崩れることは考えにくい。
ただ、主要国であっても経済危機を迎える可能性が絶対にないとはいえないので、運用に充てない資金を充分に用意し、可能な限り多くの通貨ペアを同時に運用することで、リスクを低減したいと思っています。

現在の運用状況

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リーマンショック時の最安値については、鈴さん(@semiritaia_suzu)のブログから流用させていただきました。
  • 預託証拠金:22,390,819円
  • メイン8通貨ペアの運用資金(リーマンショック時の必要資金):11,789,755円
  • MXN/JPYの運用資金:2,900,000円
  • 運用に充てない資金:7,701,064円
運用に充てない資金がメイン8通貨ペアの運用資金の50%を超えているので、かなりリスクを抑えた運用ができていると思われます。
  • 運用に充てない資金:7,701,064円-メイン8通貨ペアの運用資金の50%:5,894,878円=1,806,186円
運用資金の50%を運用に充てない資金として用意する場合、現在180万円程度の余裕があるので、EUR/GBPの注文を追加できそうです。

今後の運用方針

これまでは、運用するすべての通貨ペアのトラップ幅を0.1円(0.001ドル)にすることをゴールと考えてきましたが、現時点ではゴールを定めないことにしました。
  • USD/JPYとEUR/JPYは、レンジ幅が大きいので、今後大きな資金が必要になる可能性がある(リーマンショック時にそれほど多くの含み損を抱えなかったので、必要資金が小さい状態で運用している)。
  • 現在、対円の通貨ペアが多いので、徐々に対円の通貨ペアの運用比率を減らしたい。
  • USD/JPYとEUR/JPYの注文は、トラップ幅:0.2円を維持したい(これ以上の注文追加は行わない)。
  • AUD/NZDとNZD/USDの注文は、預託証拠金が増えた段階でトラップ幅を半分にしたい。
  • 魅力のある通貨ペアがリリースされたときには注文を追加して、運用する通貨ペアを増やし、リスクを分散したい。
  • メインの通貨ペアの運用資金の50%を運用に充てない資金として用意したい(最終的には運用資金2000万円の設定を3000万円で運用したい)。
  • 欲張らない。焦らない。のんびりまったり。
当面、上記の方針で運用を進めたいと思っています。

EUR/GBPのリリース予定は5月8日なので、注文の設定については今後ゆっくり考えます。