おそらく10年後もマネースクエアは存続していると思われます。
では50年後はどうでしょう。
一企業であるマネースクエアが50年後も存続しているかどうかは分かりません。
三菱UFJ証券ホールディングスの欧州子会社において、米顧客との取引による多額の損失が生じる可能性があるというニュースを見たときゾッとしました。
野村ホールディングスやクレディ・スイスでも同様の損失が生じる可能性があるとのこと。
財務健全性に問題は生じないとの説明があったようですが、このニュースを見たとき2015年1月15日のスイスフランショックを思い出しました。
スイスフランショックでは、いくつかの証券会社が経営破綻しています。
魑魅魍魎がばっこする投資の世界で生き残り続けるのは容易なことではありません。
投資家も、証券会社も。
株価指数や金などには投資せず、為替にのみ投資することを決めたものの、トラリピだけで運用するのは危険なので、ループイフダンなどでも運用しようと思ったことがあるのですが……。
トラリピの便利さに慣れてしまったので、他の自動売買に手を出す気にはなれず……。
マネースクエアが経営破綻したら心中しなければならない危険な状態になっています。
有効証拠金は信託保全されていますが、マネースクエアが経営破綻するような状況では含み損を抱えた大量のポジションを保有していて、大きく元本割れしていることが予想されます。
そんな状態で全決済されたらたまったものではありません。
いま漠然と思っているのは……。
60歳の定年退職時点で、鈴さん(@semiritaia_suzu)の2000万円設定を、3000万円の資金で運用する。
実現損益の積み重ねによって預託証拠金が増えるのをのんびり待ち、無理をせず、ゆっくり注文の設定を追加する。
60歳の定年退職時点で運用資金が3000万円に達しなかったら、USD/JPYやEUR/JPYの注文追加は見送るか延期するかしようと思っています。
運用に充てていない資金の割合を高めておけば、万が一マネースクエアが経営破綻するようなことがあっても致命的な大怪我をするのは避けられるのではないか。
……。
甘いかな~。
とにもかくにもマネースクエアには健全な経営を続けてもらい、マネースクエアが10年後も50年後も存続することを望みます。
10年後、マネースクエアはもちろん存続しているけれど、私は大失敗をしてFXの世界から退場させられた、という事態になることは避けたいので、欲張らず、のんびりまったり運用を続けたいと思っています。