2020年12月23日、MXN/JPYの運用を続けるかどうか気持ちが揺らいでいるという記事を書きました。
【トラリピ】MXN/JPY、運用を続けるかどうか気持ちが揺らいでいます
年末年始を跨いでもなお、まだ気持ちが揺らいでいます。
MXN/JPYの運用を終了すべき?
コロナショックで6.0円から4.2円に暴落したMXN/JPYは、まだ5.2円までしか回復していません。
下落率70%、上昇率125%。
コロナショック以前の価格に戻っている通貨ペアが多いなか、新興国の通貨ペアは苦戦しています。
MXN/JPYはこの低い水準でしばらくレンジ相場になりそうなので、次のショック相場では、3.6円まで暴落し、その後回復しても4.5円まで、ということが起こる可能性があります。
3.5円まで下落しても耐えられるように290万円の運用資金を充てていますが、設定レンジの下限は4.7円。
価格が上昇に転じても設定レンジ内には戻らず、含み損を抱えて耐えるだけの状態になってしまう可能性があります。
損失ゼロで全決済できる、このタイミングで運用を終了させるべきなのではないか?
MXN/JPYの運用を続けるべき?
メキシコで2021年から最低賃金が15%引き上げられる、メキシコ上院で中央銀行の外貨買入れを義務づける法案が可決された、JPモルガンは現在4.25%の政策金利が3.5%になる可能性があるとみているといった不安材料はあるものの、MXN/JPYは中期的にはそれほど暗くないように思えます。
マネースクエア四季報:2021年6月末までの為替相場展望(2020年12月25日)での予想レンジは4.7~5.5円、野村マンスリー投資会議(2020年12月14日)での向こう1年間の予想レンジは5.02~5.68円(従来予想は4.56~5.22円)。
私の設定レンジ4.7~6.0円で、中期的には充分ワークするのではないか?
さてどうしよう
大きなリスクはとらない堅実な運用を目指すのであれば、損失ゼロで運用を終了できるこのタイミングでMXN/JPYから撤退すべきです。
でも、MXN/JPYの運用、楽しいんだよなぁ。
コロナショックで過去最安値を大きく下回る4.2円まで叩き落されても耐えたのは、いい経験になりました。
運用資金を100万円から290万円に増やすという痛みはありましたが。
MXN/JPYは中期的にはそれほど暗くないと思っているのだから、いまはもう少しMXN/JPYの運用を続けてメンタルを鍛えよう。
また叩き落されて大きな含み損を抱えるのも経験。
含み損に耐え切れず底値で狼狽売りをするのも経験。
5年、10年、20年という長期にわたって運用を続けようと思っているのだから、もっとメンタルを鍛えよう。
というのが、いまの気持ちです。
と言いながら、3日後に全決済しちゃう、なんてことをしでかす可能性もありますが。