マネースクエアのトラリピは、条件のいいFX業者と比べると、スプレッドで10倍程度、スワップで5倍程度不利な条件で取引を行う必要があります。

条件のいいFX業者で、トラリピと同じロジックの取引を手動で行うことができたら、どんなにいいでしょう。
そこで、ブログやツイッターでもよく見かける「手動トラリピ」について検討してみることにしました。

初期設定として、トラップを逆指値で一気に注文する部分は大丈夫そうです。トラリピのように設定レンジ内のトラップをすべて注文しなくても、ここ1週間で通りそうなトラップのみ注文すればいいので、それほど時間はかからなそうです。

さて、ここからが問題。
毎日、できれば朝と晩、決済されたトラップを確認して再注文する必要があります。
いまは為替に大きな動きがないので、作業的にはできなくもない気がしますが、設定したトラップの面倒を毎日みなければならないというのは、かなりの負担です。

そして、為替が大きく動いて、約定通知専用のメールアドレスがこんな状態になっているのを見た日には、悲鳴を上げることになるでしょう。
200309-1
せっかくの稼ぎどきだというのに、取りこぼしが多数発生するでしょうし、決済された数だけトラップを再注文しなければならないのかと思うとめまいがします。

広いスプレッド、低いスワップという高い手数料を支払っても、マネースクエアのトラリピで資産を運用するのが、いまのところベストなのかな、と思っています。