合計損益(元本割れ金額)は、こう遷移した。
200516-1
200516-2
17週目までは、緩やかに実現損益が積み上がり、合計損益は基本的にはプラスという穏やかな動きをしています。

18~19週目は、含み損が大きくなったものの、実現損益の積み上げはこれまでと同様の穏やかなものになっています。

20~22週目は、一気に実現損益が積み上がると同時に、含み損がさらに大きく膨らみ、しかも含み損が乱高下しています。

23~29週目は、17週目までと同様の穏やかな実現損益の積み重ねに戻っていますが、含み損の乱高下は続いています。

注目したいのは、23週目。実現損益の積み重ねは緩やかなのに、含み損が一気に大きくなっています。
24週目も実現損益の積み重ねは緩やかなのに、含み損が一気に小さくなっています。

これは、コロナショックで多数のポジションをもったため、決済には至らないような小さな変動であっても、評価損益には大きな影響を与えることをあらわしています。
これからしばらくは、大きく為替が動かなくても、50万円くらいの範囲で評価損益は増減するのではないかと思われます。

17週目を境に、口座の状況が大きく変わっているのが面白いなぁ。

コロナショックの第2波があった場合、最大含み損は600万円程度、評価損益の増減額は100万円程度、といった感じになるのではないかと想像しています。

口座が溶けさえしなければ、実現損益の積み重ねにより、そのうち合計損益がプラスになるのはほぼ確実なのですが、それがいつになるのかは読めません。
コロナウイルス感染が収束すれば、年末にはプラスになるのではないかと想像しているのですが。

でも、年末にプラスになっていなくても、もちろんOK。
まだ投資を進めるフェーズが続いていて、来年以降に大きな実現損益が得られるチャンスがあるということですから。
レンジ相場が維持されていれば、口座が溶けていなければ、ですが。

いや~。やっぱりトラリピは面白いですね~。
いろいろな可能性が考えられるので、すごーく怖いですけれど。