新型コロナウイルスの影響で、かなり怪しい相場になってきました。
リーマンショックのとき、1日に最大どれだけ下落したのかを確認しておきたいと思います。

調べてみると、リーマンショック時の1日の最大下落率は84~93%(米ドル/円を例にとると、97.6円が1日で90.9円(約93%の価格)に下落)。
1日で起こる最大下落率を全通貨ペアすべて80%と仮定して、シミュレーションしてみました。
200308
口座に1,000万円入金されているときの証拠金維持率は、なんと48%! 100%を大きく下回ってロスカットされちゃう!
試算値が画面に表示されたとき、血の気が引きました。

明日は月曜日。
取引開始時に大きな窓が開き、リーマンショック級の大暴落が起こったらロスカットされて一発退場です。

フラッシュクラックが起こると一気に5円程度下落することは分かっていたので、一気に10円下落しても耐えられる金額は入金していたのですが、この有事には1,000万円の入金額では足りません。

本来の運用資金である1,250万円が口座に入金されている状態になるよう、追加で250万円入金すると、証拠金維持率は172%。
証拠金維持率の欄が黄色(危険な状態)ではあるものの、ロスカットは免れることが分かって一安心。

万が一のときのために用意しているバッファの250万円をさらに入金すると、証拠金維持率は296%。
ほっ。
証拠金維持率の欄も緑(安全だと思われる状態)になっています。

4月になったら始まるであろう入金キャンペーンを待っていられないので、すぐに1,000万円入金することにしました。
1,000万入金した場合の証拠金維持率は544%。

本当は500万円入金すれば充分なのですが、この有事には数千円分のポイントを得るために500万円を銀行の普通預金口座に眠らせておく選択肢はありません。
1日の最大下落率が80%を超える可能性もゼロではないのですから。

暴落(高騰)は、のちに大きな利益をもたらす可能性があるチャンスではありますが、ちゃんと考えて対応をしないと、ロスカットされる可能性が高くなって怖いですね。
手当を厚くすればするほど資金効率は悪くなるので、平時はそれほど手当を厚くできないですもんねぇ。