ここのところジリジリと証拠金維持率が低下してきています。
証拠金維持率が低下している主因は円安で、もう一段の円安となることを覚悟しておく必要がありそうです。
ただ、まだ不充分ではあるものの、かなりクロス円の通貨ペアのポジションを落としたので、過去最低の証拠金維持率である287%を割り込むことはなく、損切りや両建てが必要な相場にはならないのではないかと見込んでいます。
クロス円以外の通貨ペアのポジションは、年初と現在を比べたとき、以下のようになっています。
- EUR/GBP:2.1万通→13.5万通貨(+11.4万通貨)
- AUD/NZD:9.1万通→14.2万通貨(+5.1万通貨)
- NZD/USD:19.6万通→15.9万通貨(-3.7万通貨)
- USD/CAD:17.6万通→10.5万通貨(-7.1万通貨)
クロス円以外の通貨ペアは、意外と悪くはない状況です。
EUR/GBPとAUD/NZDはスワップがプラスなので、ロスカットさえされなければどこまでも耐えればよく、しかもポジションが増えてきている。
スワップがマイナスのNZD/USDとUSD/CADは、当面はスワップ支払いを賄える程度の決済があればよく、しかもポジションが減ってきている。
ただ、ここのところ決済注文が成立しにくい相場になっていて、毎週3万円を超える実質損が生じている、NZD/USDとUSD/CADは売買益で自身のスワップ支払いを賄えていないという厳しい状況になっています。
クロス円の通貨ペアの1通貨あたりのマイナススワップも横ばいとなっていて、毎日6,000円弱のスワップ支払いが必要な状況が続いています。
積極的にクロス円の通貨ペアのポジションを落としたいものの、しばらくは落とせそうにありません。
さてどうしたものか。
いつかは円高に転じると思っているので、クロス円の通貨ペアの買いポジションを持つという選択肢はありません。
いつ円高に転じるのかは分からないので、クロス円の通貨ペアの売りポジションを持って毎日のスワップ支払い金額をさらに増やすという選択肢もありません。
できるとすればEUR/GBPの売りポジションを10万通貨程度追加で持って毎日850円程度のスワップをもらうことくらいしかないのですが……。
これは単なる博打になってしまうので、この選択肢もありません。
……。
もう少しEUR/GBPが上がるようであれば、そこで10万通貨程度の売りポジションを持つのは「あり」なのではないかという気もしてきました。
これは長期保有が前提の、毎日スワップをもらいながら耐え、いずれ大きく下がったときに決済して売買益も得ることを目的としたポジションとなります。
スワップ受け取りは1日で850円、1か月で25,500円、1年で310,250円、5年で1,551,250円。
ただ、長期で見た場合、スワップが減少、あるいは受払いが逆転する可能性があり、売った値段まで戻らない可能性もあります。
やはり大けがをする恐れがある、博打となってしまいそうです。
いまできることは本当に何もなく、途方に暮れています。