2025年はクロス円の通貨ペアのポジションを毎月月末に5本ずつ落としていくことを決めました。
【トラリピ】2024年の振り返りと今後の運用について
「5本ずつ」という本数は多過ぎず少な過ぎずという線を狙ったものなのですが、これではポジションを落とすスピードが遅過ぎるかも知れません。
そこで、5本ずつ落としたときと10本ずつ落としたときの試算をしてみました(2024年12月30日の価格とスワップが1年間続くものとして試算しました)。
ポジション決済の実質損(毎月5本ずつ落とした場合)
ポジション決済の実質損は、毎月5本ずつ落とした場合-645,360円、毎月10本ずつ落とした場合-3,090,720円となりました。
毎月5本ずつと毎月10本ずつとでは、4.8倍もの差があり、毎月10本ずつ落とすのは厳しいものがあります。
スワップ支払いの実質損(毎月5本ずつ落とした場合)
スワップ支払いの実質損は、毎月5本ずつ落とした場合-4,086,990円、毎月10本ずつ落とした場合-3,402,900円となりました。
5本ずつと10本ずつとでは、1.2倍の差しかなく、落とす本数を倍にしてもスワップ支払いを軽減する効果は限定的であることが分かりました。
ポジション決済とスワップ支払いを合計した実質損は、毎月5本ずつ落とした場合-4,732,350円、毎月10本ずつ落とした場合-6,493,620円となりました。
毎月5本ずつ落とした場合のほうがリーズナブルだと言えそうです。
ただ、2026年に持ち越すポジションは5本ずつ落とした場合2/3程度、毎月10本ずつ落とした場合1/2程度となり、毎月5本ずつしかポジションを落とさなかった場合には2026年も苦労することになります。
2025年は春まで円安がさらに進んでしまう恐れがあり、本格的な円高が訪れるのは秋、それを逃すと2026年に持ち越し、といったことが起こるのではと想像しています。
そんな中でも、極端な円高になることはないとしても、一時的に円高に転じるタイミングはあるのではないかと思っています。
そんな中でも、極端な円高になることはないとしても、一時的に円高に転じるタイミングはあるのではないかと思っています。
円高のタイミングを捕らえて、少しずつポジションを落とし、2025年中にクロス円の通貨ペアのポジションをすべて落とすことを目標としています。
ただ、思うように円高になるタイミングを捕らえられずズルズルとポジションを持ち続けてしまう恐れもあります。
その保険として毎月月末に決まった本数のポジションを落とすことにしました。
試算の結果、保険として落とす本数は、やはり毎月5本ずつで良いのではないかと思っています。
ポジションを保有する期間が長くなればなるほどスワップ支払い負担が重くなる。
利があまり乗っていないときに安易にポジションを手放すと、いざ円高になったときに後悔することになる。
2025年は、この二律背反に悩まされる1年になりそうです。
しかし、2024年はクロス円の通貨ペアのポジションをガチホして、もう散々スワップ支払いに苦しめられたので、なるべく早めに少しずつポジションを落としていきたいと思っています。
ポジションを保有する期間が長くなればなるほどスワップ支払い負担が重くなる。
利があまり乗っていないときに安易にポジションを手放すと、いざ円高になったときに後悔することになる。
2025年は、この二律背反に悩まされる1年になりそうです。
しかし、2024年はクロス円の通貨ペアのポジションをガチホして、もう散々スワップ支払いに苦しめられたので、なるべく早めに少しずつポジションを落としていきたいと思っています。