2023年に続き、2024年もクロス円の通貨ペアのスワップ支払いに苦しめられた1年でした。
2024年の実現損益は1,049円、未実現スワップは2023年12月末が-831,166円、2024年12月末が-5,672,364円なので、2024年は485万円程度の実質損が生じました。
これまでに得た実現益は損切りとスワップ支払いで2024年8月末に使い果たし、いまは元本を切り崩してスワップ支払いに耐えています。
マネースクエア・西田さんの「マクロ経済の相場環境」(2023年末)では、メインシナリオ:ソフトランディング(西田さんの定性判断による生起確率55%)、サブシナリオ:クラッシュランディング(同左 35%)では「円高」が示現するものの、サプライズシナリオ:ノーランディング(同左 10%)では過去3年に続いて「円安」が示現する、とされていました。
「大予想」2024年の為替・株 | マネースクエア
https://www.m2j.co.jp/lp/fcst24otlk
2024年は円高に転じることを期待して運用してきたわけですが、結果的には生起確率10%のサプライズシナリオ:ノーランディングとなり、大失敗してしまいました。
実際にはどのようなシナリオで相場が動いたのかは終わってみて初めて分かることなので、反省はすれども後悔はせず、前に進みたいと思います。
マネースクエア・西田さんの「マクロ経済の相場環境+NOK/SEK」(2024年末)を確認したところ、2025年の相場がどう動くのか、明確な方向性が読み取れませんでした。
「大予想」2025年の為替・株 | マネースクエア
2025年はさすがに円高に転じると思っているのですが、専門家でも明確な方向性が示せない難しい相場になりそうなので、2024年のようにクロス円の通貨ペアのポジションを単にガチホすることは避けます。
一気にポジションを落としてしまうといざ円高に転じたときに後悔することになるので、毎月月末に5本(4通貨ペアで計20本)ずつポジションを落としていくことにしました(大きな円高トレンドが生じたときには停止する可能性も残っていますが)。
春くらいまでは円安トレンドとなりそうなので、含み益のあるポジションが消滅し、ポジションを落としにくい相場付きになるとは思うのですが、勇気をもってポジションを落としていきたいと思っています。
円高に転じて、クロス円の通貨ペアのポジションをすべて落とすことができ、合計損益を2025年中に0円にできる可能性は10%程度でしょうか。
可能性はゼロではないものの、その確率はかなり低いのではないかと踏んでいます。
円高に転じるタイミングがあり、ある程度クロス円の通貨ペアのポジションを落とせるものの、1/4程度のポジションを2026年に持ち越す可能性は70%程度でしょうか。
このケースの場合、2025年に300万円程度の実質損が生じるのではないかと踏んでいます。
円高に転じるタイミングがなく、2/3程度のポジションを2026年に持ち越す可能性は20%程度でしょうか。
このケースの場合、2025年に600万円程度の実質損が生じるのではないかと踏んでいます。
トラリピで利益を出すことは諦め、良くて合計損益ゼロ、悪くても可能な限り実質損を小さくする。
これを2025年の運用指針にしたいと思います。
改めて。
欲張らない。焦らない。のんびりまったり。