もうソフトランディングなどできるわけがなく、いつかはハードランディングで決着すると思っています。
しかし、CMEのFedWatchツールといった巷の観測はソフトランディングが前提となっているので、ソフトランディングとなることも意識せざるを得ません。
クロス円の通貨ペアのポジションを握り続けたままソフトランディングとなった場合、スワップ負けして合計損益を0円にするのは難しいのではないかと踏んでいます。
CMEのFedWatchツールによると、現時点では利下げは2025年10月まで断続的に続く観測がされています。
【トラリピ】256週目(2024年9月16日の週)の運用実績>実質損益-82,169円
クロス円の通貨ペアのポジションを1年握り続けた場合、500万円程度のスワップ支払いがあると見込んでいます。
現在の未実現スワップは-4,620,680円なので、決済時に1,000万円程度の含み益がないと合計損益を0円にすることはできません。
1年で500万円程度のスワップ支払いがあるというのは大げさで、これから金利が差が縮まり、徐々にスワップ支払い負担が減っていくことを考えると、実際には400万円、300万円といった規模になると思われます。
1年で300万円のスワップ支払いが必要だったとしても、ソフトランディングとなった場合、含み益が800万円を超えるような円高になるとは思えないので、合計損益は0円になりません。
ソフトランディングとなる見込みがあるのであれば、少しずつポジションを落としていくのが最適解になりそうです。
私はハードランディングになると見込んでいるので、ポジションを落とすことはせず、ガチホ一択となっていますが、アメリカ経済の悪化が指標にはなかなか現れてこないので、じれったい思いをしています。
まもなく米ドルは145円を超えそうなので、売りポジションを持ちたくてウズウズしています。
いまの口座状況であれば10万通貨程度の売りポジションを持つことは可能です。
しかし、円安が一時的にさらに進む可能性はあるので、そうなると証拠金維持率が著しく低下し、また損切りをしなければならない事態に陥ります。
これ以上の売りポジションはやはり持てません。
ソフトランディングとなる可能性があることを意識しつつ、ハードランディングとなることをメインのシナリオとして持ち、運用を続けていきます。
閑話休題。
トラリピでの資産運用を始めて、まもなく丸5年になります。
このブログをご覧いただくと分かるように、良いときも、悪いときもトラリピでの資産運用を楽しんできました。
毎週10万円程度の実質損が生じているいまでも楽しんでいます。
クロス円の通貨ペアのポジションは段階的に決済することになるのか、一気に決済することになるのか、いまは分かりませんが、あと1年程度ですべてのポジションを決済することになります(なかなか許してもらえず、もっと長引く可能性はありますが)。
すべての売りポジションを決済したとき、損失金額が確定します。
1年後にすべての売りポジションを決済し、300万円の損失が確定したとすると、1か月で4万円程度の損失。
1か月4万円でこれだけ楽しませてもらって、勉強もさせてもらえたのだから良しとしてもいいのかも知れません。
もちろん、引き続き合計損益0円を目指して、あれこれ考え続けますが。
改めて。
欲張らない。焦らない。のんびりまったり。
そして。
苦しくても簡単には投げ出さない。苦しくても簡単には諦めない。