合計損が2か月で1,000万円減りました。
  • 2024年7月4日 証拠金維持率:287% 合計損:17,450,500円
  • 2024年9月14日 証拠金維持率:542% 合計損:6,704,772円
17,450,500円-6,704,772円=10,745,728円

まだ700万円程度の合計損があり、合計損が0円となるまでの道のりは遠いのですが、2か月で1,000万円減ったというのは、嬉しくもあり、恐ろしくもあります。
ほんと相場というのは怖いものですねぇ。

2か月で合計損を1,000万円減らせたのは、クロス円の通貨ペアのポジションをガチホしているからです。
AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPYはレンジアウトしていないのでトラリピ運用することもできたわけですが、わずかなリピート益を狙ってトラリピ運用していたら、ここまで合計損を減らすことはできませんでした。

ただ、ガチホしているクロス円の通貨ペアは決済されず、ポジションが減らないので、毎日1.4万円程度のスワップ支払いが続きます。
毎日10円、20円、100円、200円といった単位で切り詰めた生活をしている中で、毎日1.4万円程度の実損があるというのはツライはずなのですが、実はそれほどツライと感じたことがありません。
それは、クロス円の通貨ペアの運用割合が極めて多いという大失敗をしてしまった事実から逃げることなく、真摯に向き合っていこうという覚悟があるからです(そうとでも思わないとやってられない、というのが正直なところですが)。
合計損を0円にできる道があるのなら、毎日1.4万円程度の実損があったとしてもそれは仕方がありません。

アメリカがソフトランディングできた場合、CMEのFedWatchツールによると、現時点では2025年9月まで段階的に利下げが行われるとの観測があるので、あと1年ほどクロス円の通貨ペアのポジションをガチホしなければならない可能性があります。
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その場合、1.4万円×365日=511万円となり、1年で500万円程度のスワップ支払いが生じることが見込まれます。
円高がいつまで、どこまで進むのかは分からないので、スワップ負けを考慮すると、ポジションを少しずつ落としていかなければならないのかも知れません。

しかし、日本以外は利下げ、日本は利上げという流れは変わらないと思われるので、スワップ支払い負担は徐々に軽減されることが期待できます。
もうこれ以上の円高はないと判断できるところまで、クロス円の通貨ペアのポジションはガチホしてもいいのかも知れません。

素人考えではありますが、個人的にはもうソフトランディングさせることは難しく、どこかでハードランディングし、アメリカの金利はゼロに近付くのではないかと思っています。
その日がくるのは年内なのか年明けなのかは分かりませんが、1年まではかからないのではないかと思っています。
クロス円の通貨ペアのポジションを決済できる日は、意外と近いのかも知れません。

次回のFOMC開催まで、あと4日。
アメリカの利下げはすでに市場に織り込まれているので、すぐに円高に転じるわけではないことを覚悟しています。
ただ、とうとう利下げが現実のものになったというインパクトは大きく、市場は反応するのではないかという期待もしています。
一時、0.5ポイントの利下げ観測は30%程度まで低下しましたが、ここにきて50%程度まで高まってきました。
実際に利下げが行われれば、スワップ支払い負担も徐々に軽減されることも期待できます。

ガチホしているクロス円の通貨ペアのポジションを安易に手放すことがなければ、ソフトランディングとなっても、ハードランディングとなっても、助かる公算は高いのではないかと見込んでいます。

絵に描いた餅は、やっぱりおいしいなぁ。
もぐもぐ。

何が起こるのか分からないのが相場なので、実はここが天井で、最大の逃げ場だったという可能性もゼロではありませんが、引き続きクロス円の通貨ペアのポジションをガチホします。