実はわたくし、すでに助かる気マンマンでおります。

【トラリピ】円キャリートレードの巻き戻しについて(お遊びとしての試算)

ただ、これは確定したことではなく、助からない可能性も充分にあります。
何が起こるのか分からないのが相場。
もし確実に助かるという読みがあるのであれば、ここはスワップ支払い負担が増えたとしても売り増しをする局面であり、助かるどころか大きな利益を得るチャンスとなります。

もうアメリカはソフトランディングできず、ハードランディングとなるのがメインシナリオだと思っています。
金をばら撒き、高金利政策を続けてきた結果、もうアメリカの経済はボロボロであり、銀行も企業も家庭も耐えられるはずがありません。
しかし、これからも経済指標は予想より良い結果となったり、予想より悪い結果となったりを繰り返し、そのたびにドル円は乱高下することが予測されます。

相場が読めないので売り増しをすることはしませんが、すでに持ってしまったクロス円の通貨ペアのポジションは、多額のスワップを支払いながらガチホするという方針に変わりはありません。
先週末より含み益は減ってしまいましたが、これは一時的なものであると考えています。
現時点のCMEのFedWatchツールでは、アメリカは2024年9月、2024年11月、2024年12月、2025年1月。2025年3月、2025年4月、2024年7月に利下げするという観測があります。
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これはソフトランディングを前提としたものであり、ハードランディングとなった場合にはもっと急速な利下げをしなければ間に合いません。
見送りとなったようですが、FRBは緊急利下げするのではないかという観測も一時ありました。

これまでクロス円の通貨ペアのスワップ支払い金額は、2024年6月24日の週に過去最大の1日15,016円となっていたので、1日1.5万円として試算してきました。
2024年6月24日の週の時点ではEUR/JPYを18万通貨(現在は17万通貨)保有していたので、1日1.5万円と考えておけばそれ以上のスワップ支払いが生じること考えにくい。
しかし、現在(2024年8月5日の週)は1日13,885円になっています。
まだスワップ支払い金額は1,000円程度しか少なくなっていませんが、これから徐々に、あるいは急激に少なくなっていくことが予想されます。
クロス円の通貨ペアのポジションの保有期間が長期化しても、次第に耐えやすくなっていきそうです。

EUR/JPYの一部損切りをしたので預託証拠金は減っているかと思ったのですが、2023年末は37,928,966円、現在は38,113,767円なので、184,801円増えていました。
未実現スワップ損が4,010,808円あり、2024年は毎月数十万円単位の大きな実質損を計上しているので、もちろん利益は出ていないわけですが、クロス円の通貨ペアのポジションを来年に持ち越した場合、スワップ振替をして納税額を少なくする必要がありそうです。

先週に続き、今週も数字をこねくり回してみました。

証拠金維持率が過去最低(287%)となった2024年7月4日のトレード画面はキャプチャを撮りましたが、直近の過去最大(533%)となった2024年8月5日のトレード画面はキャプチャを撮っていません。

記念すべき証拠金維持率:287%のトレード画面
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なぜなら533%は通過点であり、証拠金維持率はこれからもっと大きく回復すると思われるからです。
しかし、533%が直近の過去最大となり、それ以上回復しないといったことも可能性としてはあります。

私は助かるのでしょうか?
それを知っているのは、いるのかいないのか分からない相場の神様だけです。