AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPYの保有ポジションは20万通貨までに限定したので、レンジアウトすると、クロス円の通貨ペアからは実現益がまったく得られなくなります。

【トラリピ】AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPYの保有ポジションは20万通貨まで

【トラリピ】クロス円の通貨ペアのスワップ支払い金額試算

その場合、クロス円以外の通貨ペアの運用でどれだけの実質益が得られるのかが重要になるので、過去1年の運用結果を改めて確認してみることにしました。

累計の実質損益
240506-1
過去1年に限ると、相場の動きが小さく、あまり多くの実質益を得ることができなかったので、グラフを縦長にしないと変化がよく分かりませんでした。

1か月の実質損益
240506-2
グラフを縦長にしないと変化がよく分からない点は累計の実質損益と同様なのですが、全体的にガチャガチャしていて、グラフを縦長にしたところで、なにがなんだかよく分かりませんでした。
240506-3
こういうグラフになってしまったときは、元となった集計表に戻るのが一番。
EUR/GBP以外はスワップがマイナスのレンジに価格がいて、相場の動きが極端に小さい月もあったので、すべての通貨ペアでスワップ負けした月がありました。
特にヒドイのがAUD/NZDで、12か月中6か月でスワップ負けしています。
とはいえ、過去1年の期間で見ると、スワップ負けしている通貨ペアはないので良しとしましょう。
クロス円以外の通貨ペアの実質益がもっとも大きかったのは2023年11月の124,400円、もっとも小さかったのは2024年2月の4,214円。
クロス円以外の通貨ペアの運用で過去1年に得た実質益は553,315円となっています。

クロス円の通貨ペアがレンジアウトした場合、1年で500万円強のスワップ支払いが見込まれるので、クロス円以外の通貨ペアの運用で得る実現益は焼け石に水となりそうです(スワップ支払いの1割程度は賄えるので、ないよりはマシとも言えますが)。

これからの1年で、クロス円以外の通貨ペアがどれだけの実現益を生み出すのかは分かりませんが……。
可能な限り多くの実質益を生み出してくれるといいな、と思っています。

そして。
1日も早くリセッション入り、あるいはアメリカの利下げが確認でき、円高に転じるといいな、と願っています。