クロス円の通貨ペアの運用割合が大きいという失敗をしてしまったので、ここ1年ほど苦戦しています。
2024年1月の実質損は262,941円、2月の実質損は356,486円。
3月もかなりの実質損を計上してしまうことが予想されます。
預託証拠金を増やすことを目的としてトラリピで資産運用しているのに、ジリジリと実質的な預託証拠金を減らす運用が続いています。
これまでに得た実現益をスワップ支払いに充てて凌いでいるわけですが、この厳しい相場が続けば年内にも使い切ってしまう恐れがあります。

2024年3月に日銀は利上げをしたものの、その利上げは市場関係者の間ではすでに織り込み済みで、利上げをしたにも関わらず、植田総裁の発言によって円安となってしまいました。
1米ドル=200円になるのではないか、今年アメリカは利下げしないのではないか、といったことも巷では囁かれています。

アメリカは今年前半にもリセッション入りするのではないか、リセッション入りしないとしても年内には利下げせざるを得ないのではないかとは思っているものの、何が起こるのか分からないのが相場。
1米ドル=200円になることも、今年アメリカは利下げしないことも可能性としてはあります。

そのような厳しい相場となった場合、かなり余裕をもった資金で運用してきたもののロスカットされてしまう恐れがあります。
最悪の事態はいくらでも想定できるので、いま無駄に考えを巡らしても得られるものは少ないのではないか。
円安がさらに進み、証拠金維持率が300%、200%といったところまで低下したときに、改めて対応を考えたいと思います(おそらく高値で両建てをし、その直後に暴落して大きな損失が確定するものの、ある程度の有効証拠金は残るという悲しい結果になると思われます)。

早晩円高に転じるとしても、厳しい運用となることを覚悟しています。
来週にも円高に転じ、実現益を積み上げるフェーズに戻るとすれば話は別ですが、円高に転じるまでにはまだ時間がかかりそうです。
実現益を積み上げるフェーズに戻ったときに、これまでに得た実現益はどれだけ残っているのか。
2024年2月末時点の累計実質益は3,478,373円(税引き前)なので、支払った税金を考慮すると250万円程度。
円高が進んだとしてもEUR/JPYは設定レンジの中央まで下がるのは難しそうなので、ある程度下がったところで損切りが必要なのではないかと思っています。
そのときの累計実質益は良くてゼロ、基本的にはマイナスになるのではないかと想像しています。

現在のクロス円以外の通貨ペアの評価損は2,364,535円。
いずれEUR/JPYとNZD/JPYの運用は終了する予定ですが、AUD/JPYとCAD/JPYの運用は続ける予定なので、その評価損も加味する必要があります。
実現益を積み上げるフェーズに戻ったときには、良く見積もっても300万円程度の合計損から再スタートすることになりそうです。

円高に転じたときには大きな売買益が得られるので、再スタート時の合計損は200万円、100万円といったサイズまで小さくなっている可能性はあります。
それでも合計損益が0円になるほどまで小さくなることはないのではないかと想像しています。

焦って合計損益を0円にしようとすると、無理のある注文を追加して、合計損を大きくする結果となってしまいそうです。
いまは、合計損を0円にすることではなく、より多くの有効証拠金を残すことをターゲットにして、運用を続けたいと思っています。

このブログのメシウマ度はさらに上がり恥ずかしい限りですが、幸いトラリピでの資産運用はまだ楽しめています。
夜もぐっすり眠れています。

トラリピでの資産運用が楽しめなくなる日が来ませんように。