1週間で蓄積した未実現スワップの記録を始めたのは、187週目(2023年5月22日の週)のこと。
この週を起点として、実質損益(売買損益+実現スワップ+1週間で蓄積した未実現スワップ)の推移を確認してみました。
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実質損益は上下に激しく変動していてトレンドは読み取れない、1週間で蓄積した未実現スワップは増えたり減ったりしているものの右肩下がりであることが分かります。
187週目(2023年5月22日の週)を起点とした実質損益の平均(実質損益の合計÷運用週)は、196週目(2023年7月24日の週)からほぼ線形的に低下し続けていることが分かります。
実質損益の平均値は1週間で1,742円程度下がっています。

いまの見通しでは来年の春まではこの厳しい運用が続きそうなので、243週目(2024年6月17日の週)まで実質損益が下がり続けると仮定して試算したところ、これからの30週間で生じる実質損は1,993,059円となりました。

【トラリピ】EUR/JPYが162円を突破しました

このまま運用が進むと、来年の春までに200万円程度の実質損が生じそうです。
現在の実現益は3,732,520円(税引き後)なので、これまでに得た実現益でこの実質損を賄えるのではないかと想像しています。

トレンド転換の予測は、今年の年末、来年の春というように先延ばしにされてきました。
来年の春にトレンドが転換することがなく、来年の年末、再来年とさらに伸びる可能性もあります。
金融引き締めはいつまでも続けられるものではないので、そこまで悲観的になることはないと思うのですが、想像の上をいくのが相場。
今後の動きをしっかり見つめていきたいと思っています。

いま願っているのはリスクオフに転じることです。
アメリカ発であればクロス円の通貨ペア全体、欧州発であればEUR/JPYの暴落が期待できます。
私が願うようなことは起こってくれないのが常なので、しばらくはのんびりまったり運用を続けます。
これまでに得た実現益を減らし続けるだけという悲しい運用にはなっていますが。