EUR/JPYの4月28日の売りスワップは6日分で-870円。
スワップ振替したばかりなのに、FX口座の未実現スワップが早くも-9,011円になりました。

EUR/JPYが150円を超え、設定レンジの中央から隙間なくポジションを持っているので、現在の保有ポジションは15万通貨です。

4月28日時点の1日分の売りスワップは-145円なので、毎日2,175円のスワップを支払う必要があります。
EUR/JPYの利益金額は1,100円に設定しているので、毎日2件以上の決済がないとスワップ負けします。
毎日2件以上というのはかなりの決済数なこともあり、4月の月次集計ではスワップ負けしました。
円とユーロの金利差は今後もう少し開きそうなので、マイナススワップももう少し大きくなりそうです。

トラリピでの資産運用を始めた3年半前、EUR/JPYの価格は設定レンジの中央付近にあり、売りスワップはプラスだったので、とても運用しやすい通貨ペアでした。
円とユーロの金利差がここまで開き、毎日145円ものスワップ支払いが必要な通貨ペアになってしまうことは誰も予測できなかったはずです。

でも、それがトラリピ。
EUR/JPYを運用したことに対する後悔はありませんし、EUR/JPYの運用を終了しようとも思いません。
予測不能なことがたまたまEUR/JPYで起こっただけであり、どの通貨ペアにも予測不能なことが起こるリスクはあります。

EUR/JPYが150円を超えたいま、すべきことは何なのか。
それは、資金的、精神的に耐えきれなくなるまで値を追いかけて注文を追加することです。

リーマンショック時には1,900万円の資金が必要だった注文を出し、余裕資金が1,920万円ある状態で運用しているので、幸い資金的にも、精神的にもまだ余裕があります。
昨日もぐっすり眠れました。

マイナススワップはトラリピで資産を運用するうえでの避けられない必要経費であるという考えに変わりはありません。
EUR/JPYの大きくなり過ぎたスワップの支払いは、これまでに得たEUR/JPYの実現益、他の通貨ペアの運用で得る実現益で支えることになります。

この相場の急変で、多くのFXトレーダーが損切りしたり、ロスカットされたりしたようです。

裁量トレードであれば、予想が外れたときに損切りをするのは当たり前のことです。

私は、どこまで上がるのかは分からないけれど、どこまでも上がるわけではないという為替の性質を利用して無限ナンピンしているので、この程度の相場の動きでは損切りも両建てもしません。
資金的、精神的に耐えきれなくなるまで淡々と注文を追加するだけです。

というのが現在の考えなのですが、EUR/JPYが160円、170円と上がっていったときに考えがどう変わるのかは分かりません。
精神的限界は、資金的限界よりもかなり先にやってきます。

いま、とても良い勉強をさせてもらっています。
EUR/JPYを運用することに対する不安のツイートがちらほら流れてきていますが、この危機的状況を楽しんですらいます。
楽しむ余裕がまだあります。

上がっても下がってもいいので、相場が大きく動いてくれますように。