EUR/JPYは150円程度になるのではないかという声があります。



EUR/JPYは150円までしか注文を出していないので、レンジアウトする可能性が出てきました。
150円まで上がると、2008年7月23日の169.96円を意識せざるを得なくなります。
そこで、170円まで上がったときの試算をしてみました。

現在の注文を維持(150本・トラップ幅:0.2円)
評価損:5,256,807円+必要証拠金:1,020,600円=必要資金:6,277,407円

150.20~155.00円(25本)の注文を追加
評価損:5,693,832円+必要証拠金:1,190,700円=必要資金:6,884,532円

150.20~160.00円(50本)の注文を追加
評価損:6,005,857円+必要証拠金:1,360,800円=必要資金:7,366,657円

150.20~170.00円(100本)の注文を追加
評価損:6,254,907円+必要証拠金:1,701,000円=必要資金:7,955,907円

現在の預託証拠金は3,800万円なので、EUR/JPYの運用資金が800万円、それ以外の運用資金が3,000万円と考えれば、170円までは注文を追加できそうです。

ただ、EUR/JPYが170円まで上がると他のクロス円の通貨ペアもかなり価格が上がっているであろうこと、実際に170円まで上がったら、180円、190円といった価格も意識しなければならなくなることを考えると、170円までの注文を追加する勇気があるかどうかは分かりません。

現在の注文を維持してレンジアウトした場合、長期にわたってスワップを支払い続けるだけの運用になる可能性があります。
現在のスワップは-120円なので、同水準のスワップが続いた場合、1年で65万円程度のスワップを支払う必要があります。

15万通貨×120円×365日=657,000円

EUR/JPYの運用で得たこれまでの実現損益は85万円程度なので、かなり大きなスワップの支払いとなります。
可能であれば、レンジアウトさせずに注文を追加したいところです。

いまのところ、レンジアウトしそうになったら、とりあえず150.20~155.00円(25本)の注文を追加したいと思っています。
実際に注文を追加するどうかはそのときの相場によるので、150円超えが現実のものとなったとき改めて検討することにはなりますが。