現在、資金効率という考えかたも、利率という考えかたも、複利という考えかたも完全に捨て、充分な余裕資金がある状態(余裕資金があり過ぎるともいえる状態)で運用しています。
それは、注文を取り消したり、損切りしたり、両建てしたりするタイミングを可能な限り遅らせたいからです。
大相場になって含み損が大きくなったときでも、ロスカットされない見通しが立つことのみが重要。
年利何%で運用したいとか、毎月いくらの実現損益が欲しいとかの観点では注文を出していません。
いまは、約3,800万円の預託証拠金で、リーマンショック時に1,900万円程度の資金が必要だった注文を出しているので、資金ジャブジャブの状態で運用しています。
利率自体には興味がないのですが、過去の運用実績から算出することはできるので計算してみました。
実現損益期待値÷預託証拠金=年利期待値
- 2022年1月末:7.19%
- 2022年2月末:7.13%
- 2022年3月末:7.21%
- 2022年4月末:6.46%
- 2022年5月末:6.63%
- 2022年6月末:6.74%
- 2022年7月末:7.12%
- 2022年8月末:6.89%
- 2022年9月末:7.31%
- 2022年10月末:7.34%
- 2022年11月末:7.29%
- 2022年12月末:7.05%
- 2023年1月末:6.95%
あれ?
意外と悪くない。
10%程度の年利を目指す人が多く、20%、30%といった年利を目指している人もよく見かけるので、それと比べれば劣りますが。
昨年は、注文を大きく変更したり、預託証拠金を大きく増やしたりしたので、月によって大きく年利期待値が変わるかと思ったのですが、最大でも0.8ポイント程度の差しかないのも意外でした。
預託証拠金は基本的に増える一方なので、年利期待値はこれから下がり続けることになります。
「年利期待値が下がる=預託証拠金が増えてロスカットレートが遠ざかる」なので、年利期待値が下がるのはむしろ喜ばしいことです。
実現損益が充分積み上がったころに、魅力ある新通貨ペアがリリースされて、注文を追加できたりするといいな。