いま、米ドルがとても強くなっていて、USD/CADが注文レンジ端に近づいています。
NZD/USDは注文の復活を断念しましたが、USD/CADは1.4110~1.4500加ドル(40本)の注文を復活させることにしました。

AUD/NZDを除く、EUR/JPY、EUR/GBP、AUD/JPY、NZD/JPY、NZD/USD、CAD/JPY、USD/CADの注文がすべて成立すると以下のようになります(USD/JPYは160円、GBP/JPYは200円と仮定しました)。
  • EUR/JPY:150円
  • EUR/GBP:0.9300英ポンド
  • AUD/JPY:101円
  • NZD/JPY:93円
  • NZD/USD:0.5605米ドル
  • CAD/JPY:112円
  • USD/CAD:1.4500加ドル
証拠金維持率:356%、評価損:14,229,059円、必要証拠金:6,464,350円

注文がすべて成立するような相場になってもロスカットされないことは確認できました。

すでにレンジアウトしているNZD/USDで利益を取り逃がしているのは諦めています。
しかし、まだ含み損が770万円のこの段階でUSD/CADまでレンジアウトさせてしまうのはツライものがあります。
今後の値動きによっては全体の注文を見直すことを前提に、USD/CADの注文を復活させることにしました。

おそらく、含み損が1,200万円を超えたあたりで精神的に耐え切れなくなり、未成立の注文をすべて取り消して守りに入ると思われます。
その場合、毎月10万円を超えるスワップを支払い続けるだけの運用になります。
決済注文はほとんど成立せず、早く値が注文レンジに戻るのを祈るだけの毎日。
3,720万円の預託証拠金で運用しているので、含み損が1,200万円を超えたあたりで未成立の注文をすべて取り消せば、さすがにロスカットされることはないと思うのですが、「まさか○○が○○になるとは」が起こるのが相場なので安心はできません。

一時的に大きな含み損を抱えることは覚悟していますが、1,000万円程度で勘弁してもらえるとありがたいです。

実のところ、含み損が1,000万円を超えることはあっても、1,200万円を超えることはないのではないかと思っています。
それは、さすがに米ドルは強過ぎで、まだ多少は強くなる余地はあるとしても、どこまでも米ドルが強くなるわけではないからです。
米ドル高は、いまはアメリカにとってデメリットよりもメリットのほうが大きいようですが、上昇し続けた場合、いずれはデメリットがメリットを上回ることになります。
米ドル高・株安に耐え切れなくなった大企業が経営破綻するようなことがあれば、リスクオフに転じて米ドルが暴落する可能性もあります。

大きな預託証拠金で運用していることを考えると、NZD/USDの注文復活を断念したのは臆病過ぎではないかと思っています。
しかし、含み損が1,200万円を超えることはないだろうというのは素人考えで、相場は常に想像の上をいくので、臆病に臆病に、守ることを重視した運用をしていきたいと思っています。