9月28日午前10時29分にNZD/USDがレンジアウトしました。
レンジアウトしそうなときには可能な限り注文を復活、あるいは追加するのを基本的な方針としていますが、今回は注文の復活を見送りました。

現在
  • EUR/GBP:0.9310~0.9500英ポンドの売り注文(20本)
  • AUD/JPY:101.1~110.0円の売り注文(90本)
  • NZD/JPY:93.1~95.0円の売り注文(20本)
  • NZD/USD:0.5005~0.5600米ドルの買い注文(120本)
  • CAD/JPY:112.1~120.0円の売り注文(80本)
  • USD/CAD:1.4110~1.4500加ドルの売り注文(40本)
の注文を取り消しています。

これは、米ドル高、円安、NZドル安、英ポンド安が同時に起こっていて、AUD/NZD以外の通貨ペアは設定レンジの中央から遠ざかる方向の値動きをしているからです。
為替には回帰性があるので、どこまでも遠ざかるわけではありませんが、どこまで遠ざかるのかは分かりません。
まだ口座余力が充分にあるこの段階で注文の復活を断念するのは臆病過ぎるかも知れませんが、安心してぐっすり眠れることが大切なので、このような判断となりました。

NZD/USDは0.5605NZドルまでの注文を出しています。
2009年4月以降、0.5605NZドルを下回ったのは2020年3月のコロナショック時だけなので、いい線までの注文は出せているのではないかと思っています。
注文を復活していれば取れていた利益を逃す可能性がありますが、それについては諦めます(いまは注文レンジ内に価格が戻ってきているので、ほんの少し利益を取り逃がしました)。

現在の注文を維持する前提でチャートを遡ると、2008年10月~2009年4月(6か月)、1998年3月~2003年5月(5年2か月)の期間レンジアウトしていたことが分かります。
2000年10月には0.39NZドル程度までNZD/USDは下がりました。
そのレベルまで下がったときにUSD/JPYが160円だと仮定すると、1,000万円程度の含み損を抱えることになります。

現在のマイナススワップは1万通貨あたり18円。
-18円×28万通貨×365日=-183,960円
これまでに得た実現損益は70万円程度なので、保有し続けた場合、4年弱ですべて使い果たす計算になります。

NZD/USDの価格が注文レンジ内に戻るまでは毎日マイナススワップ支払うだけになってしまいますが耐えたいと思っています。