友人から1,000万円を預かることになりました。

友人より私が先に亡くなった場合、この1,000万円は友人に返します。
私より友人が先に亡くなった場合、この1,000万円は贈与となるので贈与税を支払います。

1,000万円-110万円(基礎控除)=890万円(課税金額)
890万円(課税金額)×40%(税率)-125万円(控除額)=231万円(贈与税)

その友人は私がトラリピで資産運用していることを知っていて、「この1,000万円で遊んじゃって~」と言ってくれているので運用資金に充てても問題はありません。
しかし、1,000万円はサラリーマンにとって大金です。
運用資金としてこの1,000万円を組み込む気持ちにはなれません。

ただ、万が一のときの余裕資金としてであれば、この1,000万円をあてにすることは可能であるかも知れません。

そこで、予定していたよりはずいぶん早いのですが、「遊んじゃって~」の言葉にも背中を押され、EUR/GBPとUSD/CADのトラップ幅を0.008→0.001英ポンド/加ドルに変更できるかどうか検討することにしました。

月足で試算をしたところ、リーマンショック時には21,014,930円(2009年1月)、コロナショック時には18,676,182円(2020年3月)の運用資金が必要だったことが分かりました。
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リーマンショック時に必要だった資金がこの注文の最大運用資金であると仮定すれば、運用資金として必要な金額は2,100万円です。

現在の預託証拠金は2,400万円なので、300万円の余裕がある計算になります。
しかし、リーマンショック時に必要だった資金=この注文の最大運用資金であるというのはあくまで仮定なので、300万円では余裕がなさ過ぎます。

一時的に入金している300万円、友人から預かっている1,000万円を加えると、運用に充てていない余裕資金は1,600万円。
2,100万円の運用資金のほかに、1,600万円(贈与税が発生したとしても1,370万円)の余裕資金があるという状況は、かなり余裕をもって運用していると評価していい気がします。

以上の検討結果を踏まえ、1,000万円をFX口座に入金したうえで、EUR/GBPとUSD/CADのトラップ幅を0.008→0.001英ポンド/加ドルに変更することにしました。
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トラップ幅:0.008英ポンド/加ドルで運用していたときにはトラップ幅=利益値幅にしていましたが、トラップ幅:0.001英ポンド/加ドルで運用することになったので、EUR/GBPの利益値幅は0.006英ポンド、USD/CADの利益値幅は0.009加ドルに変更しました。

【トラリピ】EUR/GBPとUSD/CADの注文を追加しました

トラリピさん、引き続きよろしくお願いしま~す。