上昇率の観点で各通貨ペアの試算を行ったとき、USD/JPY買い注文を出していない場合の試算は行いませんでした。

【トラリピ】円安リスクヘッジ>上昇率で試算(2022年6月10日版)
https://utasen.com/archives/220610.html

それは、試算方法が変わっても、USD/JPY買い注文を出さなければロスカットされる可能性があるという状況に変わりはないと思ったからです。
しかし、USD/JPY買い注文を出さないで済めば、それに越したことはありません。
念のため、USD/JPY買い注文を出していない場合の試算もしておくことにしました。
  • 現在、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPYの注文は一部停止していますが、設定レンジ端までの注文をすべて復活させて試算しました。
  • 超円安に備えて一時的に入金している300万円は出金して試算しました。
  • 今月の高値は6月10日時点のものをそのまま使用しました。
起点月:2021年1月

2021年1月の高値→今月の高値
USD/JPY:105円→135円(28.6%)【参考値】
EUR/JPY:128円→145円(13.3%)
AUD/JPY:81円→97円(20.0%)
NZD/JPY:76円→87円(14.5%)
CAD/JPY:83円→108円(30.1%)

今月の高値から同比率の半分の上昇があった場合
USD/JPY:155円【参考値】
EUR/JPY:155円
AUD/JPY:107円
NZD/JPY:94円
CAD/JPY:125円
証拠金維持率:201%、評価損:14,153,261円、必要証拠金:4,854,615円

今月の高値から同比率の上昇があった場合
USD/JPY:174円【参考値】
EUR/JPY:165円
AUD/JPY:117円
NZD/JPY:100円
CAD/JPY:141円
証拠金維持率:-1%、評価損:23,971,251円、必要証拠金:5,430,607円

上昇率の観点で試算しても、超円安相場が訪れると、やはりロスカットが避けられそうにありません。
USD/JPYが180円になってしまうことは、実際にはないと思うのですが。

超円安リスクが去るまで、引き続きUSD/JPY買い注文を出すことで対応します。