トライオートETFのナスダック100トリプル_ヘッジャーで爆益報告が続いていた2020年の夏、私はトライオートETFで資産を運用しないという判断をしました。

トライオートETFで資産を運用する?>しない

その後もナスダック100指数は順調に上がり続けたので、多くの利益を得た人も多かったのではないでしょうか。

すっかり忘れていたナスダック100指数ですが、久しぶりにチャートを見てゾッとしました。
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ここまで一気に下がってしまうと、もうこれは調整ではなくバブルの崩壊かも知れません。

ナスダック100指数は長期的には上昇し続けるものだとは思いますが、ここ5年ほどの急上昇は異常です。
企業の価値が過大評価された可能性も出てきました。

2年、3年と続けている人はすでに大きな利益を得ているのでいいとしても、ここ半年くらいで始めた人はかなりツライのではないでしょうか。
昨年末の高値に戻るには、15年、20年といった時間が必要になるかも知れません。
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日足で見ると下降局面ではあるものの、しっかり上がったり下がったりを繰り返しているので利益が出ていないということはないと思いますが、バブルが崩壊したとするとこの程度の利益はすぐに持っていかれます。

これは他人事ではなく、トラリピにもいえます。
為替には回帰性があり、レンジを形成することを期待して運用するので事情は少々異なりますが、円が長期にわたって弱くなる、中期的にはレンジが上方に移動する、といったことが起こる可能性が出てきました。

運用中にコロナショックがあり、預託証拠金は2,000万円から2,340万円に増えていますが、まだ2年半しか運用していないので、この程度の利益は相場が大きく動くとすぐに持っていかれます。
含み損が500万円、1,000万円、1,500万円と増えていく可能性が出てきました。

トラリピは一度注文をすれば長期にわたって放置できるのがいいところですが、異常な相場になったときには手当てが必要です。
超円安が訪れる可能性が出てきたので、USD/JPY買い注文を出すことでリスクヘッジをしました。

【トラリピ】こういちの(全決済時に確実に損失が発生する最悪な)円安リスクヘッジ

このUSD/JPY買い注文が吉と出るのか凶と出るのかは、半年後に分かるかも知れませんし、3年経っても分からないかも知れません。

大きな利益は狙わず、小さな利益を積み重ねる点が気に入ってトラリピで資産を運用することにしましたが……。
積み重ねる利益が小さいので、含み損に耐え切れなくなって損切りをすると、コツコツドカンをやらかします。

「トラリピ」というかわいい愛称がついているので一見簡単そうに見えますが、その中身は外国為替証拠金取引そのものであり、ナンピン買い(売り)でどこまでも耐えるというものです。
耐え切れなくなって自ら損切りしたときには、これまでの利益を吹き飛ばす、これまでに得た利益を上回る大きな実損が確定する、ロスカットされたときには、4%の必要証拠金のみを残して資金が吹き飛ぶ、ということが起こります。

トラリピ、そう簡単ではないぞ。なかなか難しいぞ。

いま金融庁の「外国為替証拠金取引について」を見て、改めて気を引き締めているところです。

いわゆる外国為替証拠金取引について:金融庁

不安を感じたときは、基本に立ち返ることが大切。