コロナショックのときには一時的に約320万円の含み損を抱えることになりましたが、不安を感じることはありませんでした。
それは新型コロナウイルスの流行は全世界にとっての不幸であり、円の価値が高まったのではなく、単にリスクオフで円が買われただけだからです。
時間が経てば適切な価格に戻るのではないかという読みがありました。

しかし、今回の円安には不安を感じています。
それは金利差という明確な理由があるからです。
金利差が縮まる気配はありません。

昨日はトラリピでの資産運用についていろいろと考えた1日になりました。

全決済してトラリピでの資産運用を終了する
いますぺてのポジションを全決済すれば、すでに支払った税金分程度の損失で撤退できます。
トラリピでの資産運用は私には合わなかったのかも知れません。
でも、この考えは一瞬頭をよぎっただけで、すぐに消えました。

NZD/JPYを全決済する
しばらく円安傾向が続きそうなので、クロス円4通貨ペア(EUR/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPY)を同時に運用するのは厳しいかも知れません。
オセアニア通貨が重複しているのも気になります。
NZD/USDを運用しているので、どちらかを選ぶとしたらAUD/JPYです。
いまなら100万円程度の損失を確定することでNZD/USDの運用を終了できます。
ただ、これはコツコツドカンをやらかすことになるので思い留まっています。

なにもしない
攻めた注文をしていないので、クロス円通貨ペア全体が20%上昇しても耐えられます。
しかし、証拠金維持率は174%、含み損は約1,700万円という厳しい状態になります。
クロス円以外の通貨ペアも運用しているので、状況によっては耐えられません。
やはり何かしらの対策をしておいたほうが良さそうです。

いろいろ考えてみたものの、洗練されていないというか、素人くさいというか……。
この2年の運用で何を学んだんでしょうねぇ。

詳細な試算はこれからなのですが、この週末に
USD/JPY:買い:130.20~150.00円
トラップ幅:0.2円(100本)
注文金額:0.5万通貨
の注文を出す予定です。

失敗した前回の注文は
USD/JPY:買い:126.53~129.50円
トラップ幅:0.03円(100本)
注文金額:0.8万通貨
なので、円安リスクヘッジのための注文といえども、かなりのんびりまったりとしたものになっています。

納得できる試算結果が出るといいのですけれど……。