昨日、超円安に備えた対応としてUSD/JPY買い注文を発注しました。

【トラリピ】運用資金と注文の再検討(2022年4月17日版)>超円安に備えた対応

しかし、円安が進むことを恐れるあまり、USD/JPYの買い注文を厚くし過ぎたきらいがあります。
USD/JPYの運用はあくまで保険なので利益を出す必要はありません。
過度に厚い注文を出してしまうと、円高に転じたときの対応が難しくなります。

そこで、注文金額を1.0→0.8万通貨に変更して再試算してみました。

USD/JPYの注文がすべて成立した場合
証拠金維持率:415%
USD/JPYの必要証拠金:約415万円
USD/JPYの含み益:約113万円

クロス円の通貨ペア全体が10円上がった場合
証拠金維持率:330%
USD/JPYの必要証拠金:約437万円
USD/JPYの含み益:約673万円
クロス円4通貨ペア(EUR/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPY)の含み損:約831万円

クロス円の通貨ペア全体が20円上がった場合
証拠金維持率:317%
USD/JPYの必要証拠金:約469万円
USD/JPYの含み益:約1,473万円
クロス円4通貨ペア(EUR/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPY)の含み損:約1,506万円

クロス円の通貨ペア全体が30円上がった場合
証拠金維持率:309%
USD/JPYの必要証拠金:約501万円
USD/JPYの含み益:約2,273万円
クロス円4通貨ペア(EUR/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPY)の含み損:約2,183万円

クロス円の通貨ペア全体が10円上がった場合は、USD/JPYの含み益ではクロス円4通貨ペアの含み損をカバーし切れません。
ただ、その差は約160万円なので全体の運用額から考えると軽微なものです。

20円上がった場合も、まだUSD/JPYの含み益ではクロス円4通貨ペアの含み損をカバーし切れません。
しかし、その差は約40万と縮まっています。

30円上がった場合は、USD/JPYの含み益ではクロス円4通貨ペアの含み損をカバーできています。

注文金額は1本0.8万通貨で良さそうです。

これが最適解なのかどうかは分かりませんが……。
この設定で運用してみます。