現在、NZD/JPYの累計実現損益は352,105円、評価損は529,786円なので、いま運用を終了すると約18万円(177,681円)の損失が確定します。
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運用を開始してまだ2年5か月しか経っていないので、相場の動きによっては合計損益がマイナスになってしまうことがあるのは仕方ありません。

【トラリピ】まもなくNZD/JPYの合計損益がマイナスになりそうです

計算上、NZD/JPYは80円になると10万通貨(100本)のポジションを持ち、評価損は495,000円、必要証拠金は320,000円となります(途中でトラップ幅を0.2円→0.1円に変更したので、実際には82.3円でポジションが10万通貨に達しました)。
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NZD/JPYが90円になると20万通貨(200本)のポジションを持ち、評価損は1,990,000円、必要証拠金は720,000円となります。

保有ポジションは2.0倍でも、評価損は約4.0倍、必要証拠金は約2.3倍となります。
これがトラリピの恐ろしいところ。
価格が上がればすでに保有しているポジションの評価損が増えるのと同時に、ポジションを次々と取っていき、評価損は指数関数的に膨らんでいきます。

NZD/JPYが設定レンジ端の95円になると25万通貨(250本)のポジションを持ち、評価損は3,112,500円、必要証拠金は950,000円となります。
保有ポジションは2.5倍、評価損は約6.3倍、必要証拠金は約3.0倍となります。

設定レンジを広げて値を追いかけた場合、評価損も必要証拠金もさらに大きなものとなります。
いや~、本当に恐ろしい。

ポジションを持つときには、いずれは決済されるという期待と、一生決済されない可能性があるという覚悟を同時にもつ必要があると考えています。

いま突然死したら全ポジションが強制的に決済され、約18万円損失が確定してしまいます。

あと20年生きたとしても中期的なトレンドが発生して現値にはもう戻ってこないかも知れません。
NZD/JPYは長期にわたってレンジを形成している通貨ペアなので、20年といった時間があればいずれは設定レンジの中央を通ることが期待できますが、それは絶対ではありません。

それでもこのままNZD/JPYの運用を続けたいと思っています。
運用をやめるのはNZDとJPYの関係が恒久的に大きく崩れる「何か」が起こったときです。

ただ、ここで問題になるのがスワップです。
現在、NZD/JPYのスワップは1日-32円(1万通貨)なので、10万通貨保有していると1か月で約1万円のスワップを支払う必要があります。
2022年2月末時点の実現損益期待値は21,971円/月なので20万通貨くらいまでは耐えられそうですが、それ以上ポジションが増えると実現損益は毎月マイナスになる恐れがあります。
これはかなりツライ展開です。

マイナススワップの問題に直面するたびに思うのは、プラススワップの通貨ペアだけ運用すればいいのではないかということです。
その場合、プラススワップの通貨ペアは限られるので、1つか2つの通貨ペアしか運用できません。
相場の状況によっては、運用できる通貨ペアが1つもないということも起こり得ます。
プラスだったスワップがマイナスに転じることもあります。
「休むも相場」とは言いますが、トラリピで資産を運用する場合、現金を握りしめたまま注文をまったく出せず、時間だけが経過するというのはツライものがあります。

1つか2つの通貨ペアを運用すると、数か月にわたって決済があまりないという可能性があり、その通貨ペア固有の「何か」が起こったときには大けがをする可能性もあります。
運用する通貨ペアを分散すると、例えば円安が進んでも買いレンジのCAD/JPYでは決済が進んで全体の運用結果が安定するといった良さがあります(今週の相場がそれに当てはまります)。
ある通貨ペアに「何か」があったときには、その通貨ペアだけ運用を終了すればよく、全体への影響は軽微で済む可能性もあります。

相場観をもたずにトラリピで資産を運用する場合には、マイナススワップは避けられない必要経費だと考え、可能な限り多くの通貨ペアを運用するのが最適解である気がしています。
本当に最適解だったのかどうかは、20年、30年と運用を続けてみないと分からないのですが。

相場観をもって為替で資産を運用する場合には、そう頻繁に売り買いをする必要はないので、スプレッドが狭く、良いスワップを提示している他のFX会社で手動の売買をすべきだと思っています。

閑話休題。
NZD/JPYさん、マイナススワップがキツイから、早く買いレンジに戻ってきて~。