いまさら説明するまでもありませんが、AUD/NZDダイヤモンド戦略は設定レンジの中央付近の注文を厚くして資金効率を高めた戦略です。

AUD/NZDダイヤモンド戦略

AUD/NZDは過去約8年にわたって狭いレンジで価格が推移していて、これからもしばらくはこのレンジが続くのではないかという予想のもとに設定レンジを1.01~1.13NZドルとしています。
220313-1
バックテスト
  • 2019/01/02~2020/10/30(22か月)
  • 年利:38.3%
  • 実現損益期待値:約31,900円/月
  • 投資元本を回収するまでの期間:2年8か月(32か月)

実績
  • 2020/11/26~2022/02/28(15か月)
  • 年利:15.5%
  • 実現損益期待値:約12,900円/月
  • 投資元本を回収するまでの期間:6年6か月(78か月)

バックテストほどの利益は上がりませんでしたが、実績として年利:15.5%で運用できたというのはかなりの良い結果です。
バックテストの結果を考慮すると、これからの相場の動きによっては、もっと年利が高くなる可能性もあります。

ただ長期のチャートを見ると、いつかは上抜けする可能性があります。
下抜けした場合は限定的だと思われるので、これまでの運用益を充てるか、資金を追加するかして、値が戻るまで耐えても問題ないと思われます。
上抜けした場合はかなり上がってしまう恐れがあるので、損切りが必要になります。

実績ベースで考えると、投資元本を回収するまでにはだいたい6年半の時間が必要です。
これから6年半、この狭いレンジが続くかどうか……。

とても良い戦略ではあると思うので、引き続き検討します。