2021年1月11日の週から、鈴さん(@semiritaia_suzu)とは異なる利益幅でトラリピを運用しています。
利益幅が異なると利益にどれだけの差が生まれるのか、実績を元に毎週検証することにしました。

【トラリピ】利益幅を変更しました
gain_0054
【311週目】2022年1月17日週のトラリピによる不労所得は233,185円でした
https://semiritaiafx.com/archives/toraripi20220117.html

【トラリピ】117週目(2022年1月17日の週)の運用実績>実現損益27,416円

https://utasen.com/archives/13804682.html
  • 「5年」は過去5年のATRを元に算出した鈴さんの利益金額による運用結果、「2年」は過去5年のATRに加え過去2年のATRも加味した私の利益金額による運用結果です。
  • スワップは考慮していません。
  • トラップ幅:0.2円で運用しているので、「5年」の利益は半額にして評価しています。
  • 保有ポジションの違い、トラップ幅の違いがあるので、「利益の差(累計)」は参考値です。
鈴さんの利益金額が1,000円→900円に変わるため、利益幅検証は今回が最終回となります。

【2022年版】トラリピで通貨ペアごとに最適な利益値幅(利幅)を公開!!
https://semiritaiafx.com/archives/27374306.html

利益金額が200円違う状態で1年間運用を続けたらかなりの差が生まれると思ったのですが、1,800円の差しか生まれませんでした。
この程度の差は誤差のうちと言えそうです。

1週間ごとの利益の差と、累計の利益の差を確認したところ、以下のようになりました。
gain_all
1週間ごとの利益の差を見ると、利益金額が1,000円のほうが良いときもあれば、800円のほうが良いときもあるといった感じでした。
累計の利益の差を見ると、1~3週目と45~54週目は利益金額が1,000円のほうが利益が大きい、4~44週目は利益金額が800円のほうが利益が大きいという状態でした。

利益金額が極端に大きいと、あまり決済されず全体の利益が小さくなる。
利益金額が極端に小さいと、決済のたびにスプレッドを支払わなければならず全体の利益が小さくなる。

大き過ぎず、小さ過ぎずといった利益金額になっていれば、多少利益金額に差があっても問題なさそうです。
ただ昨年は相場が大きく動かず、ATRも小さかったことの影響は大きいと思います。
相場が大きく動くようになり、ATRも大きくなった場合には1年に1回といわず、そのタイミングで利益金額を見直したほうが良さそうです。

そろそろ利益金額の見直しをしたいと思っているのですが、まだ相場の動きが大きい状態にはなっていないので、時間があるときにゆっくり見直しをしたいと思っています。