過去のチャートを確認したところ、2000~2001年の値動きが再び起こると現在の資金量では耐えられないことが分かったので、EUR/GBPの運用を終了して注文数を減らしました。
【トラリピ】EUR/GBPの運用を終了しました
実は、EUR/GBPの運用を終了するまでの間には紆余曲折がありました。
複数の通貨ペアが同時にレンジ端に近づいたら保有するポジション数を制限するルールを作ったら2000~2001年の値動きに耐えることができるのではないかと思い試算してみたのですがいい結果が得られませんでした。
最大の必要資金が3,500万円を超えるグラフを何度も見つめて、戦略を練り直す日々。
FXの恐ろしさを改めて思い知り、トラリピでの資産運用をやめることも検討しました。
そんな中、EUR/GBPの運用を終了して注文数を減らせば現在の資金量でも耐えられそうな感触が得られたので、昨日EUR/GBPの運用を終了しました。
3か月足の試算結果は以下の通りです。
- NZD/USDが大きく設定レンジを外れているので、実際にはNZD/USDのポジションをここまで多く持つことはない。
- 他の通貨ペアも設定レンジを外れているものが多いので、実際の保有ポジションはもっと少ないと思われる。
- 現在設定レンジの下端に近づいているAUD/NZDは、2000~2001年には設定レンジを上抜けするほど上昇している(2000~2001年の値動きになる前に多くの実現損益が積み上がる)。
- 全体的に大きな値動きをしているので、他の通貨ペアも2000~2001年の値動きになる前に多くの実現損益が積み上がっていると思われる。
これなら2000~2001年の値動きが再び訪れたとしても現在の資金量で耐えられそうです。
本来なら月足、日足でも確認したいところですが、不確定な要素が多く、おおよその必要資金が分かれば充分なので今回は3か月足の確認にとどめました。
グラフを見ると最大の必要資金の山がだんだん小さくなってきていることが分かります。
これは「必要資金がリーマンショック時を超えることはおそらくない」という予測の根拠となるデータの1つになりそうです。
石橋を叩いて2000~2001年の大きな値動きまで押さえることにしましたが、それでも「今後絶対にロスカットされることはない」とは言えません。
値動きを注意深く見守り続け、これからも安全第一でトラリピでの資産運用を続けたいと思っています。