掘らなくていい穴を掘ったら蛇が出てきました。

【トラリピ】2000年以降の必要資金を3か月足で確認

2000~2001年にリーマンショック時より多くの資金が必要だったタイミングがある……。

まもなく2021年が終わるので、過去20年のチャートを参考にして設定レンジを考えるとしたら2002年のチャートまで見ておけば充分です。
これから30年、40年運用するとしても、30年前、40年前のチャートは参考になりません(NZD/JPYなどのように過去30年にわたってきれいなレンジになっている通貨ペアもあるので、まったく参考にならないわけではありませんが)。
時間を遡れば遡るほど、これからの相場の動きを占う材料としての質は低くなります。
1971年8月まで遡ると、1ドル=360円の固定相場の時代にたどり着いてしまいます。

リーマンショック時の必要資金=運用資金と考えることは、いまでも妥当だと思っています。
それは、生きている間にはリーマンショックを超えるショック相場はないのではないかと思っているからです。

ただ、2000~2001年の値動きはどうしても無視できません。
チャートを見ると、たまたま多くの通貨ペアで多くの資金が必要なタイミングが重なり、NZD/USDが設定レンジを大きく下回るタイミングとも重なってしまったことが分かります。
設定レンジを一時的に大きく外れることはどの通貨ペアでも起こりうることなので、NZD/USDの注文を変更すれば解消するものではありません。
また、たまたま多くの通貨ペアで多くの資金が必要なタイミングが重なるということも、今後も起こりえます。

蛇が出てきてしまったからには退治しなければなりません。
私の現在の資金量では注文数が多過ぎると考え、EUR/GBPを全決済して運用を終了することにしました。
ちょっと臆病過ぎるとは思うものの安全第一。

EUR/GBPは今後のパフォーマンスに期待していた通貨ペアで、スワップもプラスで運用しやすかったのですが……。
含み損がほぼゼロのタイミングであったこと、実績としての利益率があまりよくないことが理由となり、EUR/GBPの運用を一旦終了することにしました。
資金量が増えたタイミングでEUR/GBPの運用を再開したいと思っています。
  • 全運用の決済益:57,618円
  • 全運用のスワップ:3,910円
  • 全決済時の含み損:987円
  • 合計損益:61,528円
EUR/GBPさん、ありがとうございました。
運用を再開したときには、よろしくお願いしま~す。