本日、鈴さんがUSD/JPYの運用を終了しました。


USD/JPYは、値動きが悪い上に、売りから入ったときのマイナススワップが大きい、ちょっと困った通貨ペアです。
2021年8月29日現在のスワップ損益を確認したところ、USD/JPYは売買益の約31%がスワップの支払いに充てられていました。

【トラリピ】改めてスワップと向き合う

AUD/USDも売買益の約28%がスワップの支払いに充てられています。
いま運用している通貨ペアの中ではUSD/JPYとAUD/USDが問題児となっています。

相場が読めないので、レンジ相場になっていることが期待できる通貨ペアはなるべく多く運用したいというのが基本的な方針です。
多くの通貨ペアを同時に運用することで、リスクを分散したい。
対円の通貨ペアが5つ(USD/JPY、EUR/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPY)、オセアニアと対円・対米ドルの通貨ペアが4つ(AUD/JPY、AUD/USD、NZD/JPY、NZD/USD)という偏りはあるのですが、いま暴落が起きればUSD/JPYは設定レンジの中央に近づく、AUD/JPYは設定レンジの中央から離れるという異なる動きをすることが期待できます。

運用を開始してまだ2年しか経っていないので、もうしばらくUSD/JPYとAUD/USDを運用して経験を積みたい。
これが現時点での結論です。

ただトラリピ界の第一人者といってもいい鈴さんが運用を終了するのですから、USD/JPYは運用を終了するのが正解である可能性は高いと思っています。

USD/JPYとAUD/USDの収益率の悪さにどこまで我慢できるか。
今後設定レンジの中央に近づいたとき、運用を続けるかどうか改めて検討したいと思っています。

辞めるにしても、いまは含み損が大きいので辞め時ではないと思っています。
しかし、鈴さんも、あっきんさんも、方針を変えるときには大きな含み損があってもばっさり損切りをして運用を終了しています。
設定レンジの中央に近づいたときに改めて検討するなどというのは甘い考えなのかも知れません。
USD/JPYも、AUD/USDも、年単位の期間、設定レンジの中央に近づかない可能性も充分あります。

考えれば考えるほど悩ましいなぁ。