落ちてくるナイフをつかんだことがあります。

【トラリピ】MXN/JPY、4.695~4.995円(31本)の注文を追加していなかったら……

コロナショックの大暴落時に、MXN/JPYで4.695~4.995円(トラップ幅:0.01円、31本)の注文を追加してしまったのです。
結果的にはこの31本のトラップを追加したおかげで利益を上げることができたのですが、この注文が原因で損失を膨らませる恐れもありました。

そしていま、落ちてくるナイフをまたつかもうとしています。

下降トレンドのAUD/NZDは、まもなく設定レンジの下限である1.0005NZドルを下抜けする可能性があります。
下抜けしたとしても限定的であると思われるので、設定を追加しようとしているのです。

AUD/NZDが設定レンジ下限に達したときの必要資金は、
  • 注文がすべて成立:2,662,308円
    1.0005~1.1500NZドル:300本(トラップ幅:0.0005NZドル)
  • 実際に成立する注文:1,133,671円
    1.0820~1.0940NZドル:13本(トラップ幅:0.001NZドル)+1.0005~1.0810NZドル:162本(トラップ幅:0.0005NZドル)=175本
となっています(注文金額:1,000通貨、NZD/JPY:77.323円で試算、以下同)。

運用開始後、価格がまだ設定レンジの中央を通っていないので資金に余裕があります。
この資金を利用してボーナスステージであるレンジ端の注文を追加したいと考えてしまいました。

AUD/NZDが0.9705NZドルまで下落して、設定レンジを拡張した場合、
  • 必要資金:1,771,911円
    1.0820~1.0940NZドル:13本(トラップ幅:0.001NZドル)+0.9705~1.0810NZドル:222本(トラップ幅:0.0005NZドル)=235本
となり、まだ890,397円の余裕がある計算になります。
試算上はボーナスステージの注文を追加できそうです。

ボーナスステージでは、狭いレンジに注文を集中させたいので、注文金額は2,000通貨で設定したいと思います。

資金890,397円で、1.0005~1.0200NZドル(トラップ幅:0.0005NZドル、40本、注文金額:2,000通貨)の注文を追加した場合のロスカットレートは0.90240NZドル。
注文金額が3,000通貨の場合のロスカットレートは0.95238NZドル。

注文金額を3,000通貨に増やしても0.9705NZドルを下回っていますが、下落が0.9705NZドルで止まるとは限らないので、ボーナスステージであるとはいっても欲張らず、注文金額は2,000通貨に留めたいと思います。

先ほど、1.0005~1.0200NZドル(トラップ幅:0.0005NZドル、40本、注文金額:2,000通貨)の注文を追加を追加しました。
210919-1
価格が1.0005NZドルを下抜けしたとき、メインの注文は基本的にどこまでも設定レンジを拡張しますが、ボーナスステージの注文は放置したいと思います。
ポジションを抱えて耐えるだけの状態になりますが、追いかけ続けるのはさすがに危険です。

1.0000NZドルというのは大きな節目になるはずなので、もし一時的に下抜けしたとしても、価格が戻ってきたときによく働いてくれる注文になるのではないかと期待しています。
MXN/JPYで4.695~4.995円(31本)の注文がよく働いてくれたように。