トラリピで資産を運用して22か月が経ちました。
直近1年の実現損益期待値は111,613円/月。
目標としている20万円/月の半分です。

平常時には、相場はそう大きくは動かない。
これがここ1年で体感し、学んだことです。
8月の実現損益は112,832円だったので、平常時の平均点をとれた、という感じになっています。

直近1年の取引から算出した実現損益期待値(2020年9月~2021年8月:12か月)
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定年退職するまでの約3年の間にどこまで注文を追加できるかは、今後の実現損益の積み上がりかた次第ですが、かなり注文を追加できたとしても平常時に20万円/月の実現損益を得るのは難しいでしょう。

これは端から分かっていたことで、目標とする20万円/月は、3年に1度くらいの頻度で訪れるショック相場を含めてのものです。
幸い、この22か月の間にはコロナショックがあったので、全取引から算出した実現損益期待値は151,830円となっています。

全取引から算出した実現損益期待値(2019年11月~2021年8月:22か月)
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まだ、注文の追加が足りないので、20万円/月に届いていませんが、もう少し注文を追加でき、約3年の間にもう1回ショック相場が訪れる、といったことがあれば達成できそうな金額です。

ただ、ショック相場はいつか必ず訪れるものではあるものの、いつ訪れるかは分かりません。
得られた実現損益を生活費の一部として使うフェーズに入る定年退職後には、10万円/月がベースで、ショック相場が訪れたらボーナス発生、といった感じで考えておいたほうが良さそうです。
将来得ることが期待されるショック相場時の大きな実現損益を、前倒しで生活費の一部として使うわけにはいきません。
ベースとなる金額は、今後の注文追加状況によって12万円/月になったり、15万円/月になったりするわけですが、20万円/月になることはないと思われます。

そんな目論見を鼻で笑うかのように動くのが相場の怖いところ。
ボラティリティがさらに小さくなって、10万円/月にすら届かないといったことも起こり得ますし、リーマンショックを超える大暴落が起こってロスカットされるということも起こり得ます。
あるいは、ショック相場以外にも相場を動かす事象が頻繁に起きて、平常時でも20万円/月を達成できるということも起こり得ます。

定年退職時、運用実績から算出した実現損益期待値はどんな感じになっているんでしょう。
楽しみです。