8月1日(日)にNZD/JPYのトラップ幅を半分にする注文を追加することにしたので、その次に注文を追加する通貨ペアを検討しました。
EUR/JPYのトラップ幅を半分にする注文を追加したいと思い、試算してみたのですが、かなり微妙な結果になってしまいました。
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リーマンショック時の最大必要資金(2009年1月21日:18,527,922円)を運用資金と考えた場合、EUR/JPYのトラップ幅を半分にする注文を追加する前の最大必要資金(2009年1月21日:18,198,169円)と比べ329,753円しか運用資金が増えていません。
これは2009年1月21日のEUR/JPYの価格が設定レンジの中央に近いためです。

EUR/JPYは設定レンジが広く、他の通貨ペアと比べると価格も高いので、EUR/JPYがレンジ端に達しているときにリーマンショック級の大暴落が起こると、かなり多くの運用資金が必要になります(リスクオフ時にはEUR/JPYも暴落すると思われますが、試算なのでレンジ端の150円と仮定します)。

2009年1月21日にEUR/JPYが150円だった場合の総必要資金は24,144,961円。

かなり厳しい条件のシミュレーションとなっているので、預託証拠金が2500万円になった時点でEUR/JPYのトラップ幅を半分にする注文を追加できそうですが、余裕をもった運用をするためにはもう300万円ほど預託証拠金が欲しいところです。

特定の通貨ペアに偏ることなく、バランス良く注文を追加したいと思っているので、次にトラップ幅を半分にする注文を追加するのは、EUR/JPYではなくNZD/USDでもいいのかも知れません(以下の表は、2021年6月末(NZD/JPYの注文を追加する前)のものです)。
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利益率が悪いAUD/USDとUSD/JPYは、まだしばらく運用を続けて様子を見たいと思っているのですが、いずれ撤退する可能性もあります(レンジ相場になっていないわけではないので、投資する通貨ペアを分散させる意味で運用を続けたいと思ってはいるのですが)。

預託証拠金が増えるまでの間には新しい通貨ペアが追加される可能性もあるので、次に注文を追加する通貨ペアはいったん保留とすることにしました。